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老人ホーム・介護体験談

■不注意からの骨折からすべてが始まる
一人暮らしの祖母が骨折したとの連絡がありました。
段差に躓き、台所で転倒。右手をついて手首骨折。
思えばこの怪我から始まりました。
それまで元気に畑仕事などこなしていた祖母ですが、手首骨折を境に
畑仕事もやめてしまい、家にこもることが多くなりました。
やがて痴呆症も発症。病気とは無縁な祖母でしたが一人暮らしが困難な状況に。
人間は80歳も過ぎると崖っぷちを歩いているようなもので、いつ健康な身体が
崩れていくかわからないものなのだと実感しました。

■老人ホームへ
老人ホームへ入所した後は祖母はますます子供のようになっていきます。
寂しいような複雑な気持ちで祖母に接してきました。
介護士さん達は入所している老人たちを子供達として接しているのを
不思議な気持ちで眺めていました。

■最後に
月に数回祖母の顔を見に老人ホームに足を運んでいました。
なかなか自分のことをわかってもらえず寂しい気分も味わいましたが、
若い頃の知人に間違われて、きっと祖母の頭の中は青春時代に戻っている
のだろうと考えてそれもよいかと。

安らかに。